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格差 関連記事

自分史=私のシベリア抑留記=谷口 範之=(17)

  一二、コルホーズ(集団農場)でジャガイモの収穫外  改善されない食料事情のために、地獄絵図の亡者のように痩せ衰えた捕虜を扱い兼ねたソ連側は、二〇人~三〇人の単位で軽作業につけることにした。コルホーズ(集団農場)のジャガイモの収穫が最初に来た。  地の果てまで続いている広大なイモ畑は枯草に覆われていた。畝の端に三〇人がならぶと ...

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ブラジルに人種差別が無いって、本当ですか?=聖市在住 毛利律子

ジルベルト・フレイレ( [Public domain], via Wikimedia Commons)

▼歴史学者トインビー博士の言葉「人種問題は、異人種が結婚したら解決するだろう」  1960―70年代、すでにアメリカ合衆国、南アフリカのみならず、世界各地で悪質な人種問題の嵐が吹き荒れていた時代に、歴史学者のアーノルド・トインビー博士が、この問題に関して次のように語った言葉がある。「この問題は公民権運動などによって解決できるもの ...

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座談会=ここが違うぞ、日伯の法律事情=改正労働法はどんな影響が出た?=ビジネスにおける倫理と文化の違い

【司会進行】 古杉征己(ブラジルの日本人弁護士) 1974年広島県生まれ。大学卒業後まもなくの2000年に渡伯。FMU大学に通い直し、2016年在学中にOAB合格。ブラジルの弁護士資格を持つ、平成の自由渡航者。人文研理事。             深沢正雪(本紙編集長) ...

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伯国の女子テニスの先駆者と坂本九の共通点

リオ五輪で聖火ランナーをつとめた際のエステル(Francisco Medeiros/ME)

 9日、伯国におけるテニスの伝説、マリア・エステル・ブエノが亡くなった。彼女は1950年代から60年代にかけて、世界4大大会(全英・全米・全豪・全仏)の4大大会のグランド・スラム(全制覇)を成し遂げた世界史上最初の選手だ▼現在でいうならセレーナ・ウイリアムス(米国)級の実績で、今なら世界中のどこに行っても超スーパースターの扱いの ...

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ブラジルの統計数値はどこまで信用できるか?

キチンと読み書きできる大人は4人に1人しかないという現実

キチンと読み書きできる大人は4人に1人しかないという現実  本紙2面の19日付記事『本当の失業率は過去最悪=就職断念者入れれば約25%=「政府の雇用改善宣言は欺瞞」』を読んで、思い出した。  難しい学術書にも関わらず異例の世界的なベストセラーになった『21世紀の資本』を書いた仏人学者トマ・ピケティが、研究対象にブラジルを含めなか ...

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《ブラジル》文盲率=2年前の目標を達成できず=人種、地域間格差依然大きく

教科書を開く幼児(参考画像・バイーア州教育局より)

 ブラジルは2014年に定められた国家教育計画(PNE)で、「2015年末までに15歳以上の国民で、基本的な文章が読み書きできない人の割合(文盲率)を6・5%以下にする」という目標を定めたが、目標期限から2年経った17年末も、文盲率は7%だったと18日付現地サイトが報じた。  文盲率7%は、国内に文盲者が1150万人いる事を示し ...

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理想的過ぎる憲法と予告された悲劇

土地ナシ労働者運動(MTST)のデモ行進の様子(Foto: Tania Rego/Agencia Brasil)

 「Tragedia anunciada(予告された悲劇)」――1日未明におきたサンパウロ市セントロ(旧市街)の火災でビルが崩壊する映像を見ながら、そう痛感した。昨年1月に消防署がそのビルに検査に入り、「居住環境が極めて脆弱」と警告していた。  その時に撮影された内部写真を見たら、盗電されたタコ足配線はむき出しで、ショートによっ ...

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聖州知事選に響きかねないドリアの失言

ドリア氏(Marcos Corrêa/PR)

ドリア氏(Marcos Corrêa/PR)  1日の聖市セントロの、不法占拠者が住み着いた24階建てのビルの火災による倒壊は伯国全土を驚かす大ニュースとなった。そのタイミングで、10月の聖州知事選に臨むジョアン・ドリア前聖市市長が問題発言を行なった。彼はこの日、リベイロン・プレットの農業系のイベントで、「あのビルは犯罪組織が不 ...

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ブラジルとワーキングホリデー協定の締結を

イメージ写真(フリー写真素材【写真AC】)

 本紙14日付《若手・中堅弁護士が見た=日伯またぐ法律事務の現場=第3回=知られざる「日系三世ビザ問題」》は、非常に重要な問題提起だ。  今まで三世はみな日本に行けるものだとばかり思っていたが、在サンパウロ総領事館管轄のみだったとは盲点だった。同コラムの著者は国外就労者情報援護センター(CIATE)専務理事の永井康之さんであり、 ...

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110周年記念リレーエッセイ=若手・中堅弁護士が見た=日伯またぐ法律事務の現場=第3回=知られざる「日系三世ビザ問題」

 まもなく日系四世ビザに関する新制度が開始になるが、実は日系三世の間にも、ビザに関する格差、いわば「日系三世ビザ問題」が存在することは、あまり知られていない。  筆者は国外就労者情報援護センター(CIATE)で訪日就労者の相談に答えているが、たまにサンパウロ以外の州に住む訪日就労希望者から「サンパウロに住所を移さないとビザが出な ...

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