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2015年新年号

リオ五輪で抗議行動は起きるか?=W杯で大統領が罵倒された理由=階級間憎悪のメカニズム

写真説明=2013年6月15日、コンフェデ杯初日の日伯戦前、聖市のセー大聖堂前で学生たちが行ったデモ

 2013年6月のサッカーのコンフェデ杯期間中、ブラジルの都市部では10万人規模の若き市民が街頭に出て「サッカー競技場より教育や医療に投資を」と訴える抗議行動を行った。「〝サッカー王国〟ブラジルで反W杯の抗議行動」という衝撃的なニュースは世界中を駆け巡った。先進国のマスコミには、同じ頃に起きていたエジプトやシリアの民衆蜂起と同列 ...

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リオ五輪で抗議行動は起きるか?=「ゆがみ」を直す「ゆがみ」とは=PB疑惑次第で弾劾裁判も?!

ジウマ大統領(Foto: Ichiro Guerra/Dilma 13)

W杯はゴネ時と見る一部過激派 2014年はW杯が6月に、大統領選挙が10月にあった。だからその直前の3~5月をゴネ時とみた組合の一部過激派が造反までした。たとえば5月20、21日に聖市民を大混乱に陥れたバス運転手と車掌のストは、組合の決議に従わない一部の過激派がやった。従業員組合はすでに企業主らと給与10%増で合意済みなのに、一 ...

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リオ五輪で抗議行動は起きるか?=不発に終わったW杯での抗議行動

W杯開幕戦の観客席の様子(6月12日、Foto: Ricardo Stuckert CBF)

 いうまでもなくサッカー選手の大半は貧困層から生まれている。世界に誇る優秀な選手が輩出される裏には、教育が行き届いておらず、サッカー以外に社会上昇の手段があまりない、という格差社会の現実が前提としてある。  人口の大半を占める貧困層からスポーツの逸材をサッカーに集め、莫大な投資をしてエリート教育をする構造がある。例えばサントスF ...

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皇室ご来伯への期待高まる新年=パラナ州 入植百年、姉妹提携45年・日伯外交120周年も盛大に=ご臨席はコロニアの願い

御一家(平成25年11月10日宮内庁撮影)【写真提供:宮内庁】

 移民50年祭当時、勝ち負け抗争は鎮火していたが、〃本物の皇族〃が50周年に来られることは、コロニアが日本から忘れられていない明白な証拠であると同時に、戦争でひしがれた戦後日本の復活を象徴するものであった。 三笠宮(みかさのみや)殿下は現在存命中の皇族中で最長老者の99歳、大正天皇と貞明皇后の第四皇子。今上天皇の叔父にあたる。1 ...

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コロニアの多様な声聞く=ジャパンハウスに提言=日本広報施設に何求めるか=それぞれの思惑や期待は

役員と本橋会長(前列左から3人目)

 日本外務省が世界の主要6都市に情報・広報戦略の拠点となる「ジャパンハウス」(仮称)を新設することが14年に明らかになった。同年8月に中南米を訪問した安倍晋三首相の意向もあり、当地サンパウロでも15年内の工事開始、16年の開設を急いでいる。同施設の方向性について外務省広報文化外交戦略課長の新居雄介氏が9月、邦字紙向けに説明会を行 ...

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『Aliança a terra da cooperação』=アリアンサの歴史がポ語で=感想を一挙掲載

 日本で出版された木村快著『共生の大地アリアンサ~ブラジルに協同の夢を求めた日本人~』(同時代社)のポ語版『Aliança a terra da cooperação』が、ニッケイ新聞社から出版された。日系社会の中でも特異な歴史を持つアリアンサ移住地の歴史を紡いだ同作品の感想を、アリアンサと深い関係がある関係者に聞いてみた。   ...

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年頭のごあいさつ

安倍 晋三

「日系社会との関係強化を」=内閣総理大臣 安倍 晋三  ブラジルにお住まいの日系人・邦人の皆様、2015年の年頭に当たり、謹んで新年のお慶びを申し上げます。 昨年末に日本で行われた総選挙は、「アベノミクス」を前に進めるか、それとも止めてしまうのか、が大きく問われた選挙でした。大変厳しい選挙戦でしたが、国民の皆様から、安定した政治 ...

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新年のごあいさつ 2

本橋 幹久

県連あいさつ文=日伯120年の絆=ブラジル日本都道府県人会連合会会長 本橋 幹久  新しい年2015年を迎えるに当たり、新年のお慶びと共にご挨拶を申し上げます。 本年は「日本ブラジル外交関係樹立120周年」の節目の年に当たります。1895年に締結された「日伯修好通商航海条約」は、農業生産を基盤として発展していたブラジル国が、奴隷 ...

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アリアンサ野球支えた一人=吉安園子さん 回想録=輪湖の講演に奮い立ち渡伯=吉安さんの父、15歳で決意

春子さんと幸平さん(手前左から2、3番目)が1969年に長野へ帰省した際、中学の同級生らと撮った写真

 吉安園子さん(86、二世)といえば、ドナ・マルガリータの右腕として長年、救済会「憩の園」の事務方を担い、現在は会長として日系社会の福祉の一端を支える人物だ。本紙が翻訳刊行したポ語版『Aliança』を機に、アリアンサ移住地の歴史を改めて掘り返す取材中、吉安さんの父は同地建設の中心人物・輪湖俊午朗と深い縁を持っていることが分かっ ...

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新年のごあいさつ=三重県知事 鈴木英敬

三重県知事 鈴木英敬

 新年明けましておめでとうございます。 ニッケイ新聞の読者の皆さま、ならびにブラジルに在住される皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申しあげます。 私は、三重県とサンパウロ州が姉妹提携を結んで40周年を迎えた2013年8月に初めてブラジルを訪問しましたが、活気と魅力あふれるブラジルの方々とふれあい、とても楽し ...

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