コラム オーリャ!

 サンパウロ市の市制記念日にはいつも、リベルダーデ区のお隣のベィシーガでは、年数分の長さのケーキを沿道に並べ、盛大に祝う。テレビ各局は競ってその準備風景や、当日の様子をたっぷり放送する。
 有名なギネス・ブックにも掲載されているこのお祭りは、同地区の顔役だった故アルマンジーニョ・デ・ビィシーガ(伊系移民)がスイスのお祭りから発想をえて、八五年からはじめたものだ。
 それを見るにつけ、リベルダーデでもなにかできないものかと思う。例えば巻き寿司を年数×メートル分用意して、沿道にならべ、パラヴェンス・パラ・ヴォッセを歌ったあと、一斉に食べてもらうのはどうか。う~ん、これじゃまるっきりベィシーガと一緒か? 誰か良いアイデアありませんか?(深)

03/01/29