農大会館、移転へ=母校が5千万円援助

2月5日(水)

 ブラジル農大会(石川準二会長)はこのほど、サウーデ区内への移転を決めた。平屋建ての家屋を五十万レアルで購入。増・改築をし、今年中の移転を目指す。
 新会館は地下鉄サウーデ駅から歩いて十分ほどの閑静な住宅街で鳥取県人会館と同じドナ・セザリア・ファグンデス街。
 敷地面積は六百平方メートル。民家に手を加えて、サロンや学生寮を設ける。裏手に、二十台収容可能な駐車場をつくる。契約済み。サロンを貸与して、維持管理費を捻出する。母校が五千万円を援助した。
 石川会長は、「講演会などに、積極的に利用してもらいたい」と、稼働率を上げていきたい考えだ。