ブラジル世界アマ歌謡祭=来月、5カ国参加で

2月12日(水)

世界アマチュア歌謡祭イン・ブラジルが、来る三月二日午前八時から、文協講堂で催される。NAK(日本アマチュア歌謡連盟、櫛田紘一本部長)ド・ブラジル(北川彰久会長)と世界アマチュア歌謡祭実行委員会(山下肇委員長)の共催、NAK日本本部、日伯音楽協会が後援。日本、米国、パラグアイ、ボリビア、ブラジルの五カ国から二百五十人が出場する。
 歌謡祭のカテゴリーは年齢別で、ゴールド(七十歳以上)、シルバー(六十~六十九歳)、ブロンズ(五十~五十九歳)、アダルト(四十~四十九歳)、ヤング2(二十五~三十九歳)、ヤング1(十三~二十四歳)。この六カテゴリーでグランプリ(副賞、マベ画伯の絵画)を競う。
 NAKは、ことし創立二十周年。「歌は友達、友は歌好き」をモットーに日本全国に百五十余支部がある。ブラジルとは約七年前から交流があり、日伯音楽協会主催の全伯歌謡唱歌コンクールの優勝者が、NAKの歌謡祭グランプリ大会に送り出され、広石雄二さん、吉川年秋さんがグランプリを射止めるなど好成績をおさめている。NAKド・ブラジルは日伯音楽協会と提携し、毎年、日系福祉団体を支援する歌謡祭を開催、〃浄財・物資〃を寄付してきている。
 初のアマチュア世界歌謡祭イン・ブラジルの審査員は白井伸幸氏(日本、NAK本部講師、審査員)、井上博雄氏(日本、NAK本部審査員)、藤井サム氏(米国、NAKロス支部長)、ブラジル側は羽田宗義、蛯原忠男、折笠リカルド、南方敬壹、田場盛孝、松原かおる、上村恵美香の七氏。当日の開会式は午前十一時。詳細問い合わせは電話275・8277(NAKド・ブラジル)。