日系ライオンズ協会 西谷氏が会長就任=日伯学生の絵画展企画

2月13日(木)

 ブラジル日系ライオンズ協会は二十日午後八時からブッフェ・コロニアルで総会を開き、会長以下の新理事十五人を選出した。瀬木節夫会長から西谷昇会長に交代した。定款により瀬木会長は評議員会長に就任する。
 新旧会長と和田忠義さん、釘宮英一さんが十日来社、あいさつした。
 同協会は日本からライオンズ関係者が来伯したとき、受け入れなどの応対をするために生まれた。サンタクルス病院(旧日本病院)を日系社会に取り戻す運動にも積極参加した。現在、会員は非日系人も含め百五十人。白内障研究所を持っており毎年、白内障と糖尿病の無料検査を実施、昨年は五千人を診察、二百人の白内障患者を無料で手術した。
 今年は四月二十五日から三日間、アグアス・リンドイア市で日伯両国の学生がかいた絵の展示会を開く。