初の古稀野球大会開催へ

3月1日(土)

 七十歳以上のプレーヤーを対象にした全伯古稀野球大会が三月二日、サンパウロ市ギガンテ野球場で開かれる。従来は六十五歳までだったオールドボーイズの新しい部門となり、サンパウロ、近郊、ABC、セントロオエステの四チームが参加。約百人のプレーヤーが、白球を追いかける。
 日系社会の高齢化に伴い、より年配の方にもプレーする機会を与えようと企画された。大会の案内のためニッケイ新聞社を訪れた佐川ガブリエル、猪口光盛、西忠久、藤村光史さんらは「健康維持はもちろんだが、野球を通じて友達との交流の輪を広げられるのが魅力」と話していた。
 同日午前八時から、四チームがトーナメント方式で練習の成果を競い合う。