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NHKから長野講師=盛況予想 慈善ラジオ体操

5月15日(木)

 ブラジル・ラジオ体操連盟の松浦アントニオ会長と小野祥子技術部長が十三日、ニッケイ新聞社を訪れ、六月に開かれる慈善ラジオ体操大会について語った。日本移民九十五周年を記念して日本からNHKラジオテレビ体操講師の長野信一さん、アシスタントの三森早苗さん、郵政公社簡易保険加入者協会の迫田芳徳さんら六人のほか、ペルーからも慶祝団が来伯を予定。松浦会長は「会員に限らず、多くの人びとに参加してもらいたい」と呼び掛けている。
 ブラジル・ラジオ体操連盟は今年で二十五周年。開始当時はリベルダーデ商工会会員数人だったが、現在は五十六支部約七千人の愛好者がいる。
 六月十五日に開催されるラジオ体操大会は二十一回を数えるが、慈善大会としては今回が初めて。参加費一人十レアルはすべて、五つの慈善団体に寄付されるという。また、参加者にはもれなく記念バッジとキーホルダーをプレゼント。参加者数は一万人が予想され、内容も長野さんや三森さんによる「みんなの体操」講習が盛り込まれるなど充実している。
 松浦会長は、「健康のために始まったラジオ体操。寄付金が障害を持つ人たちの役に立てれば」と多くの参加を呼び掛けている。
 大会の日程は次の通り。
[日時]二〇〇三年六月十五日午前八時から
[場所]パルケ・エコロ-ジコ・ド・チエテ
[参加費]十レアル

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