モジ秋祭り=8万人が新会場に=非日系も多く大盛況

6月18日(水)

 モジ・ダス・クルーゼス日伯文化協会(渡部悟会長)の第十八回秋祭が十三日から三日間の日程で、モジ市モジラー区のインテグラード・ムニシパウ・デプタード・マウリシオ・ナジャール(CIP)で開かれた。主催側が約八万人来場したと発表するなど、連日にぎわいを見せた。
 同祭はこれまで、ポルテイラ・プレッタ区のモジ文協会館で開かれていたが、今年はCIPに会場を移転、入場料をとるなど運営方針を変えて行なわれた。
 会場では連日、盆踊りや傘踊り、子どもたちのカラオケのほか、アシェーやパゴージなどブラジルショーが目白押し。農産物展示会には六百人以上の参加があった。また、寿司やてんぷら、焼き鳥など日本料理のテント、玩具やCDなど四十店舗が軒を連ね、来場者を喜ばせた。
 主催側は、「六万人ぐらい来ると思っていたが、八万人以上訪れたようだ」と嬉しい悲鳴。渡部会長は、「これまで文協で開いていて、日系しかこなかった。今回は、モジの皆さんに来てもらいたかったので、市街地で開いたところ、日系に限らず、非日系の方がたも来てくれた」と手ごたえを感じたようす。来年もCIPで盛大に開こうと意欲を見せた。