コラム オーリャ!

 ブラジル将棋連盟は十四日、初心者向けの将棋教室をスタートさせた。会員の高齢化で会の存続が危ぶまれており、赤信号が灯る前に若い人を引き込こもうというのが狙い。
 この日は、ぽつぽつと来館者があった程度。生徒を集めて講義を行うというところまでは、達しなかった。
 だが、前日の十三日には、女性から問い合わせ電話も入り、幹部たちは何らかの手ごたえを感じたようだ。
 中田定和会長は、「将来、ちびっこ大会を立ちあげたい」と、張り切っている。会では、フェスティバル・ド・ジャポンに出店して、将棋をPRすることも検討中だ。
 創立六十周年を二年後に控え、準備にとりかかっている。〃還暦〃の祝いは盛大にやってもらいたい。    (古)

03/06/19