容姿よく親しみ持てる=カルモへ=出番待つミスサクラ

8月1日(金)

 十四歳から二十二歳までの、ミスサクラ候補の十五人が舞台両脇から登場。候補が花道を歩くと、会場は歓声に包まれた。観客からは拍手だけでなく、旗や横断幕も振られ応援合戦。候補は、それぞれが自前のドレスと靴を用意しコンテストに臨んだ。
 カルモ桜植樹委員会(西谷博会長)は、十九日午後七時半からイタケーラ・ニッケイクラブ(ロベルト・小坂代表)で「二〇〇三年ミスサクラコンテスト」を開催。会には、およそ四百二十人が出席した。
 審査の基準は「容貌」と「優雅さ」、「好感や親しみを持つか」の三点。池崎博文リベルダーデ商工会会長、下本八郎元州議、アドリアノ・ディエゴサンパウロ市環境局長、高橋カルロス議長室儀典課長ら十人が審査を行った。
 ミスサクラは、ビアンカ・チエミ・クバガワさん(一六)。準ミスに、ベアトリス・オノ・クニヨシさん(二二)。ミス・シンパチアにラリッサ・ナカショウジ・ヒガさん(一四)が選ばれた。
 ミスサクラのビアンカさんは、インテリアデザイン技術課程の学生。「私は背も高くないし、普段ハイヒールもほとんど履かないような普通の学生。今回のミスに選ばれたのは、本当に信じられない。この喜びを、真っ先に家族に伝えたい」と笑顔を見せた。
 今回選ばれた、候補は八月二十四日にカルモ桜園で行われる「サクラ祭り」に登場し、祭りに花を添える。