TV番組開始で大反響=生長の家がサンパウロ市議会で祝典

8月15日(金)

 四日午後二時からサンパウロ市議会で、市の記念日「生長の家の日」を祝う式典が開催され、来賓や関係者など約六百人が列席、補助席を並べるほどの盛況だった。
 式典は生長の家ブラジル白鳩会、村上真理枝本部講師の「大調和の神示」朗読で始まり、岩坂吉彦理事長が不在のため、村上泰輔副理事が挨拶の中で、今年三月から始まったテレビ放送の反響が大きいなどと報告した。
 21チャンネルでは土曜朝八時から八時半、RedeTVでは月曜から金曜の午前一時五十分から二時二十分まで放送しており、番組放送中だけで二百件以上の問い合わせがある。「十三人の担当者が対応しているが、それでも回線が一杯になって数十件は対応できず、いかに多くの人たちがテレビを通して生長の家に関心を寄せているかが分ります」と述べた。
 ラテン・アメリカ教化総長代行の向芳夫本部講師は「谷口雅春大聖師が立教して七十四年目を迎え、日本やブラジルはもとより、世界中にその教えは広まり、人々を幸せに導いている。この教えをより多くの人々に伝え、一層真理の普及に努めましょう」と語りかけた。
 最後に副理事長、寺前継雄本部講師が記念講演で、幾多の体験談を紹介しながら感謝の功徳を説き、参加者に深い感銘を与えた。
 なお当日の司会は、同市制記念日提案者である田場ジョルジ市議が勤めた。式典前には、その日誕生日を迎えた村上本部講師に花束も贈呈された。
 サンパウロ州、サンジョゼ・ド・リオ・プレット市(SP)、ポルト・アレグレ市(RS)、サンタマリア市(RS)、クリチーバ市(PR)、ベレン市(PA)にも同様に、「生長の家の日」が制定されている。