民謡の桧舞台へ=カリーナさん「秋田船方節」で

10月3日(金)

 ブラジル郷土民謡協会(桜庭喜太郎会長)創立十五周年記念、第十五回全伯民謡大会で優勝した金子カリーナさん(二三、二世、ロンドリーナ支部)は、十三日訪日、十九日に日本武道館で開かれる「秋期全日本大会」(日本郷土民謡協会=柴田隆章理事長=主催)に招待され、出演する。
 カリーナさんの民謡歴は約十年。浅田久美子さんについて学んできた。さきの全伯大会では「秋田船方節」を唄って勝ち、日本でもこれを唄う。ブラジルからの派遣は十五人目。
 師の浅田さんによると、ロンドリーナでは、カリーナさんより、若い十三~十五歳の女子の唄い手が育っているという。