「臼井支援基金」を創設―1口100レ、援協口座活用

10月9日(木)

 【既報関連】ブラジルで「イタリぶどう」の栽培技術の確立に成功した臼井晋さん(九二、栃木県)が生活困窮者として援協傘下の特別養護老人施設、あけぼのホームに入居している件で、同氏を支援するための基金が創設された。
 下本八郎元州議が提唱したもの。これまで、臼井氏を支援するための寄付が寄せられた。いずれも単発で、継続性がないことから、考案した。
 現存する援協口座を利用、第一号として百レアルを振り込んだ。同氏は「一口百レアルで月に二十人の賛同者が集まれば、十分、入居費を支払える」と多くの協力者を募っている。
 既に、匿名希望で毎月四口分支払うという約束が入った。
 銀行名=CAIXA ECONOMICA FEDERAL(銀行番号=104)、支店名=AGENCIA ESTACAO SAO JOAQUIM(支店番号=1349)、口座名=BENEFICENCA NIPO─BRASILEIRA DE SAO PAULO(口座番号=03000374─9)