金刀比羅宮大祭賑わう=讃岐うどん食べ、居合見る

10月29日(水)

 [既報関連]香川県人会(蓮井清朗会長)は、二十六日午前十時半から同会館で恒例の金刀比羅宮大祭を催した。およそ百二十人が出席し、上妻博彦神主のもと同祭に臨んだ。
 昼食時間には、讃岐うどんが出席者に振舞われた。蓮井会長は「今回の讃岐うどんは、麺はブラジルのものだがつゆの味は青年部が再現しようとがんばってくれたもの」と明かす。出席者の女性も、味に満悦の様子だった。
 昼食中に行われた奉納演芸では、婦人部による合唱のほか、洗心香武館剣道部部員による居合や剣道が披露された。その中で注目を集めたのは、少林寺拳法だ。非日系、日系を交えた拳士たちが演舞組み手を披露すると、会場からは盛んに拍手が贈られた。