ホーム | 日系社会ニュース | 暁星学園の合同同窓会=初めて全卒業生顔合わせ

暁星学園の合同同窓会=初めて全卒業生顔合わせ

11月11日(火)

 暁星学園の通学生と勤労部、寄宿生の卒業生が合同で開催する忘年会兼同窓会が二十二日、リベルダーデ区トマス・ゴンザーガ街九五の岩手県人会館で開かれる。通学生らはこれまでにも同窓会を開いていたが、全学生が一体となって顔を合わせるのは初めての機会となる。
 『南米の戦野に孤立して』を記したことなどでも知られる故岸本晃一氏が一九三二年にサンパウロ市ピニェイロス区に創設した暁星学園。日本語教育だけでなく、勤労部や裁縫部も兼ね備え、勤労精神を養うことで社会に貢献できる人材を育成するなど日系社会の子弟教育に大きな貢献をしている。
 同日正午に始まる会では、ブッフェ・アマミが提供する刺し身や寿司など質の高い日本食が楽しめる。また、自己紹介や近況報告など参加者の親睦に重点が置かれるため、アトラクションはない。
 準備に当たる佐藤俊雄さんと綱島クララさん、谷垣かずこさんはニッケイ新聞社を訪問し「すでに百二十人以上の申し込みがあります。是非、足を運んで、思い出話に花を咲かせましょう」と呼び掛けている。参加費は三十五レアル。事前の申し込みが必要で佐藤さん(11・5687・4368)か岸本イザッキさん(11・3812・7330)か谷垣さん(11・6203・7535)へ。

image_print