日本文化とエロチズム=気鋭の井上章一氏講演

11月20日(木)

 『パンツが見える―羞恥心の現代史』(二〇〇二年、朝日新聞社)などの著者で京都にある国際日本文化研究センター教授の井上章一さんが二十一日午後七時から、国際交流基金サンパウロ日本文化センターで、「日本文化とエロチズム」をテーマに講演する。
 近著に『愛の空間』(一九九九年、角川書店)、『南蛮幻想』(一九九八年、文藝春秋社)などがある井上さんは四年前に芸術選奨文部大臣賞受賞。建築史、意匠論を専門とし、風俗、意匠などの観点から、近代日本文化史の再構築に取り組んでいる。
 日本語による講演。同時通訳が付く。入場無料。場所はパウリスタ通り三七、二階。詳細問い合わせは電話11・3141・0843。