留学・研修を準備=ASEBEXセミナー始まる

1月7日(水)

 ASEBEX(日本元研修生・留学生協会)主催の二〇〇四年講習会「留学・研修準備セミナー」が五日から、岩手県人会(リベルダーデ区トマス・ゴンザーガ街九五)で始まった。県費研修生・留学生、JICA研修生、文部科学省留学生などを目指す若者を対象に、約一ヵ月間、日本文化や習慣、生活の心得などを学ぶ。
 初日の五日は開会式があり、約七十人が参加した。和久マウリッシオASEBEX会長、中沢宏一県連会長、和田忠義文協副会長、小松雹玄JICAサンパウロ支所長、千田昿暁岩手県人会会長があいさつ、勉学に励み、また、帰国後の進路などをよく考えながら、研修・留学に挑むよう声援を送った。
 セミナーは今月三十日まで、月―金の午後七時半から同十時まで、岩手県人会で行なわれている。主な日程は、▽七日・日本の礼儀1(あいさつ、食事マナー)▽八日・日伯両国の歴史▽十五日・移民史料館訪問▽十六日・元留学生・研修生の報告▽十九日・日本の礼儀2(作文、手紙の書き方)▽二十日・日伯両国の地理▽二十一日・日伯の政治経済▽二十三日・在伯日本人との交流――など。
 ASEBEXでは引き続き、参加者を募集、問い合わせ・申し込みは、会場で直接受け付けている(電話・11・3207・2383)。