在伯外国人中第2位に=日本人は5万2496人

1月13日(火)

 今年から一般書店で発売開始となったブラジル地理統計院(IBGE)の二〇〇〇年版ブラジル国勢調査によると、外国在住のブラジル人の数は三十ヵ国に計百九十万人。さて、ブラジル在住の外国人数は? 二〇〇〇年調査で五十一万人が在伯、ダントツ首位はポルトガル人で十七万五千七百九十四人、次いで日本人が五万二千四百九十六人となっている。先月三十日付、エスタード・デ・サンパウロ紙が報じている。
 三位はイタリア人、四位はスペイン人と続く。上位四ヵ国からの外国人は七〇、八〇年代に入国した人が多い。五位以降のアルゼンチン人、ウルグアイ人、パラグアイ人、ボリビア人、チリ人は九〇年代に入って在伯者の数が伸びた。在伯外国人の多くは南東地方に集中している。
 同国勢調査は地図、図表、データ分析など百二十六ページにわたって掲載している。初版は五千部発行。価格は四十五レアル。
 詳細はIBGEホームページ(www.ibge.gov.br)まで。