新年恒例「歌会始の儀」=間嶋さん、駿馬を詠む

1月15日(木)

 新年恒例の宮中行事「歌会始の儀」が、十四日午前、天皇、皇后両陛下や皇族方、一般の入選者らが出席して皇居・宮殿「松の間」で行われた。今年のお題は「幸」。両陛下や、一般応募作約二万六千首(海外からは二百首)の中から選ばれた十人の入選者らの歌が、古式にのっとった節回しで披露された。(この項時事) ×   ×
 [既報関連]ブラジルから応募して入選した間嶋正典さん(七一、ロンドリーナ、号稲花水、元コチア産組農業技師)も、この日に備えて訪日、出席した。間嶋さんの入選歌は、
 幸せが一歩の先にあるごとく駿馬生き生き耕してゆく
×   ×
 「歌会始の儀」の歌(この項読売新聞)
 天皇陛下
 人々の幸願ひつつ国の内めぐりきたりて十五年経つ
 皇后さま
 幸(さき)くませ真幸(まさき)くませと人びとの声渡りゆく御幸(みゆき)の町に

 召人 大岡信氏
 いとけなき日のマドンナの幸(さつ)ちゃんも孫三(み)たりとぞe(イー)メイル来る
   ×   ×
 来年のお題は「歩み」と決まり、宮内庁から発表された。(詳細後報)