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感謝されたイペー・桜植樹=50年祭委、ラッパ区高級住宅街に=「子孫に幸福を運ぶ」=佐藤領事、美しく祝辞

1月23日(金)

 サンパウロ市市制四百五十周年を記念し、二十一日午前九時から、ラッパ区ペレゾン公園で植樹記念式典が行われた。主催は戦後移住五十周年記念祭実行委員会(中沢宏一委員長)とサンパウロ市(マルタ・スプレシー市長)。同会が進める記念植樹事業の一環で、四百五十本のイペーや桜が植樹された。来賓や周辺住民、およそ二百五十人が参列。
 ペレゾン公園は、閑静な高級住宅街の一角にある。三十九年間、地域住民の憩いの場として親しまれ、プールや花々が咲く遊歩道も完備。公園の花々は、地域のボランティア・グループによって管理される。今回の植樹は、同グループの要望によって実現した。植樹後の管理も一手に引き受ける。
 式典には、アダゥアクト・ジョゼ・ドゥリガン・サンパウロ市副市長(ラッパ区区長)、ナジア・カンピオン・サンパウロ市スポーツ局局長、佐藤宗一首席領事らが出席。軍警吹奏隊により日本、ブラジルの国歌が演奏され幕をあげた。続いて、逢坂和男・南米神宮宮司が神式で植樹を祝った。玉串を神棚に捧げる際、慣れない動きに参列者はぎこちなさを見せる場面もあった。
 中沢会長は「この公園に、日本で親しまれている桜とブラジルのイペーが植樹されるのは光栄なことだ」とあいさつ。続いて、アドゥアクト副市長は「尊敬する日本移民が四百五十本もの植樹をしてくれたことに感謝したい」と返した。また、「この植樹は子孫に対して幸福を運び、自然を愛する人を育てるだろう」と喜んだのは、佐藤首席領事。ボランティアを統括するナジア局長は「開拓精神を持つボランティアの参加が必要だ」と呼びかけていた。
 会の最後には、ひまわりグループによる太鼓やフラメンコが披露された。参列者の日系人女性は「太鼓が最も印象的だった」と笑顔だった。
 なお、三十日にはUSP七十周年、サンパウロ市市制四百五十周年を記念して同大学構内で五百二十本の植樹が予定されている。

 

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