東西南北

1月28日(水)

 ブラジルの五輪最高成績は、ロマリオが活躍した一九八八年ソウル大会などで獲得した銀メダル。二〇〇〇年のシドニー大会では準々決勝で選手二人を欠いたカメルーンに敗れ、五輪代表監督を兼ねていたルシェンブルゴ代表監督が責任を問われて更迭されてた。ブラジルは今回の五輪予選で、MFジエゴら次世代の代表を担う若手に、U二〇の有望株を加えて代表を編成。ロナウドやロベルトカルロスらフル代表の主力も、オーバーエージ枠での五輪代表入りに意欲を見せていただけに、国民の落胆も大きい。
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 四枚組のサンパウロ市制四百五十年記念切手が二十三日から、サンパウロ市アニェンビー区の郵便局で販売されている。「多くの人種」「パウリスタ通り」「ヘリコプターの飛び交うビルの海」「数字450」が描かれている。作者はロメーロ・ブリット氏。
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 サンパウロ市地下鉄では十九日から二十日間、サンパウロ市制四百五十年の記念切符を販売している。切符の裏面に数字450をデザインしたスタンプが押されている。二回券二百五十万枚、十回券百万枚が印刷された。値段は今まで通り。
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 パラナ州ジョアキン・タボラ市のタルシシオ市長は、同市中心街にあるマトリース教会の周りで「立ちしょん」した人を見つけたら百レアル払うと言っている。同市長が自腹を切る。「犯人」には同教会の周囲の掃除をさせるそう。