奥パの作句者交流=和やか、頭の老化防ぐ

1月30日(金)

 [ドラセーナ]奥パウリスタ俳句同好会のメンバー七人が、二十四日、ポンペイア俳句会を訪問した。
 十一人の同好会メンバーが、さまざまな都合で七人となり、ポンペイアでも九人のうち二人が欠席して七人。合わせて十四人が午後一時から句会を開いた。
 まず驚かされたのは、奥パウリスタは同好会が生まれたばかりなのに、ポンペイア春水句会はすでに六百二十五号の句集を発行していること。月刊で、発行以来五十二年の年月が経っている。
 共通しているのは、両句会が月一回の集まりで、互いに頭の老化を防ぎ、日本文化を受け継ぐことによって、互いに友好を深め、各自の生活をより豊かにしていること。
 和やかなふんいきの中、二時間余りが過ぎ、惜しみながら閉会し、帰途についた。初の試み、本当に心豊かな一日だった。(藤沢国男さん通信)