東西南北

2月26日(木)

 リオ市の特別治安部隊は二十二日、同市南部ロシーニャ貧民街で麻薬密売組織掃討作戦を展開し、青少年三人(一三、一五、一七)を死亡させた。この作戦でほかに十六歳の少年の足に銃弾が当たったほか、治安部隊の隊員も左腕に被弾した。貧民街の住民は三人の遺体をかついで自動車道に降り、車に石を投げるなどして抗議した。治安部隊は、三人が向かってきたから射殺したと弁解している。
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 奨学生で組織されている非政府組織(NGO)が十八日、リサイクルについて講演会を開いた。サンパウロ州環境保護局、伯字紙などが後援。再生利用できるごみについて発表され、有機物だけでなく無機物のごみの再利用について得るところが多かったと、出席者は評価した。
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 サンパウロ市の観光について調べたい人が、サンパウロ市中央区サンルイス通り九一番の市警ツーリスト専門警察署(DEATUR)へ行くとびっくりする。受付で、売春についての情報が満載されている雑誌を無料配布している。フォーリャ・デ・サンパウロ紙は、売春を撲滅するために存在する機関が、逆に売春を奨励するようなことをしていると批判記事を載せている。
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 たばこを吸う女性は、がん、やせ過ぎ、衰弱、不妊症にならないために禁煙しなければならないだけでなく、もう一つ禁煙の理由がある。それは男性は、たばこを吸う女性が嫌いだということによる。カンピーナス市での調査によれば、六三%の男性が喫煙する女性は嫌いだと答えた。