すばらしい03年だった=ロ市で=間嶋さんの2つの栄誉祝う

4月1日(木)

  [ロンドリーナ]間嶋正典さん(七一、俳号稲花水、ブラジル日系農業振興会会長)の日本政府の勲章受章、歌会始への入選を祝う会が、去る二月二十日夜、ロンドリーナ市のブフェ・アトランチコで催された。パラナ日伯文化連合会、農業振興会、ブラジル新潟県人会が共催、およそ百五十人が出席して、間嶋さんの〃よき〇三年〃を祝った。
 間嶋さんは、昨年日本政府秋の叙勲で旭日単光章を受章、さらに歌会始への応募作品(お題「幸」、幸せが一歩先にあるごとく駿馬生き生き耕して行く)が入選した。元旦行われた儀式に出席した。
 祝辞を述べた新潟県人会の南雲良治会長は、特に叙勲の理由になった農業での貢献についてふれた。「国内のかつて果物生産地でなかった北伯でも立派なものが生産されている。ナタールから正月にかけて欧州に空輸されていた、現場をみたことがある。間嶋さんが技術指導したところであり、(ブラジルの)外貨を稼いでいる」。