新大使に堀村氏=元聖総領事など歴任

4月3日(土)

 日本政府は二日、ブラジル大使に堀村隆彦アフガニスタン支援調整・国際テロ担当対策大使(五八)を起用することを閣議決定、同日付で発令した。
 静岡県出身の堀村氏は一九六九年、東大法学部中退後外務省入省。中南米局長やメキシコ大使などを歴任した。
 九七年から九九年までサンパウロ総領事としても勤務し、九八年の移民九十周年祭には名誉委員長として名を連ねている。
 また、同日の閣議では五日付で発令される中南米局長の人事も決まった。新局長は東京都出身の坂場三男氏(五四)で、七三年横浜市大文理卒。中南米局審議官やシカゴ総領事などを歴任している。