サンパウロ国際図書ビエンナーレ=国内外の出版事情知ろう=日本もブース出展

4月14日(水)

 二年に一度の大型図書見本市、サンパウロ国際図書ビエンナーレが十五日から二十五日まで、イミグランテ展示センターで開かれる。日本を含む欧米アジア各国がブースではその出版文化が紹介されるほか、ブラジル国内約八百の出版社が参加を表明している。
 国際交流基金サンパウロ日本文化センターと、日本の出版文化交流協会が共同で開設するのが日本ブース(アベニーダ4、会場入り口近く)。日本文化、日本語、文学、経済、芸術、児童など日本で発行されている図書約二百冊を展示。同時に、ブラジルで出版されている日本関連図書も陳列されるという。
 センターでは「現在の日本の出版事情を知ることのできる貴重な機会。ブラジルの出版業界の日本への関心もうかがうことができる」と話す。
 前ビエンナーレではおよそ六十万人の入場を記録。期間中には、ブラジル出版界の最高賞である「ジャブチ」賞を各分野で受賞した作品の発表も予定される。
 午前十時から午後十時。十五日は午前十一時から。入場料は一般八レアル。学生、六十五歳以上は半額。
 地下鉄ジャバクアラ駅から定期的に無料送迎バスあり。会場はイミグランテ高速道路一・五キロ地点。