「コチア青年の森」造成へ=渡伯半世紀記念して

4月23日(金)

 コチア青年連絡協議会(高橋一水会長)は、来年〇五年八月が渡伯五十周年に当たることから、記念行事として、サンパウロ郊外サンロッケ郡内にあるブラジル国士館スポーツセンター内に「コチア青年の森」を造成する。すでに所有者のブラジル日本文化協会(上原幸啓会長)の協力を得、植樹(森)予定地を設定、準備をすすめている。
 現在のスポーツセンターが、かつて原生林だったころ、繁茂していた樹木を選びたい、とし、目下、サンパウロ博物研究会の橋本梧郎顧問に樹種の選定を依頼している。
 コチア青年は、二千五百人が移住した。植樹祭では、一人一本、植樹をし、子孫に残す計画。また、式典当日はセンター内のマレットゴルフ場で連絡協議会主催の大会を催し、植樹祭を盛り上げる予定だ。
 「コチア青年の森」造成委員会は、委員長が地元ヴァルジェン・グランデ・パウリスタ在住の黒木慧さん、委員は山田充伸さん、白旗信さん。