大がかりな日本週間=会館を得てレジストロ文協

5月4日(水)

 レジストロ日伯文化協会(山村敏明会長)とレジストロ市役所(サムエル・モレイラ・ダ・シルバ・ジュニオル市長)、RBBCクラブ(エーリオ・ボルジェス・リベイロ理事長)は、「日本週間」を二十七日から三十日まで文協会館(レジストロ市カナネイア通り、一六五)で開く。
また「第十回レジストロ寿司祭り」を三十日正午から午後五時までエスポヴァーレ会場(国道一一六号線四四九キロ)で開く。
 日本週間の会場である文協会館は昨年十月レジストロ日本移民九十周年の記念事業として建てられた日本様式の建築物。その中で茶の湯、生け花、折紙、着物展を通して日本文化を紹介する。中でも婚礼衣装など様々な着物や帯四十点が並ぶ着物展は必見。二十七、二十八日午後二時から午後十時。二十九日午前九時から午後十時。三十日午前九時から午後六時。
 寿司祭りは会場で販売している寿司(巻き寿司六レアル、にぎり寿司十レアル)を食べながら、丹下セツ子太鼓道場やSOHOグループのよさこいソーラン、カラオケなどの余興を楽しむ。昨年の四倍規模の会場で行い、六千人の参加者を見込んでいる。
 また、同会は二〇〇二年に開館した日本移民記念館(海外興業株式会社内)の見学も勧めている。開館時間は二十七、二十八日午前十時から午後四時。二十九日午前十時から午後六時。三十日午前九時から午後四時。
 山村文協会長は「市のバックアップのお陰でレジストロ市民あげてのお祭りになった。レジストロは移民発祥の地。レジストロ市民だけでなく他の地域の人にも、ぜひ第二の故郷であるレジストロを見てもらいたい」と参加を呼び掛ける。