桜、きょう明日満開へ=イビラプエラ公園の日本館も

7月3日(土)

  今年もサンパウロ市のイビラプエラ公園で桜を楽しむことができそうだ。
 最初の見ごろは、きょう三日と四日の週末だ。同公園内にある日本館と先没者慰霊碑の並びに桜の苗木(ヒマラヤ桜、雪割桜、寒緋桜)百本が植えられたのが二〇〇〇年九月のこと。
 サンパウロ市と大阪市の姉妹都市三十周年記念の一環として植えられた(本紙・〇〇年九月十五日既報)もので、その後はオイスカ・ブラジル総局(高木ラウル会長)とリベルダーデ歩こう友の会(細川晃央代表)の有志らが精魂込めて管理してきた。
 桜は種類によって開花する時期が少しずつずれるが、一日には二十一本が七分から八分咲きであることが確認された。まだ四年目のため大木にはほど遠いが、散歩や軽い運動をしながら楽しむには十分だ。日本館にある桜はほぼ満開に近いので、週末には両方を満喫できそうだ。