生長の家=白鳩会が50年大会=女性信者の団結示す

7月9日(金)

  生長の家ブラジル白鳩会の創立五十周年記念大会が四日早朝、サンパウロ市サント・アマーロ区のイベント会場、クレジットカード・ホールであった。白鳩会は女性信者で構成される組織。当日はブラジル各地から会員四千人が出席し節目の年を祝った。
 聖経「甘露の法雨」読誦や、三十人の少年少女による琉球国祭り太鼓、白鳩会員の踊りがまず披露された。開会式では聖旗入場、ブラジルと日本の国家斉唱に続いて、岩坂良彦・理事長の代行として村上泰輔・副理事長が開会あいさつ。「白鳩会が五十周年を迎えられて大変幸せ」と述べる共に、参加者に対し感謝の意を表した。
 白鳩会の活動で特に功績のあった各支部連合会長や故人には、本部講師の向芳夫、白鳩会の村上真理枝理事長から、賞状と記念品が贈られた。また、その歴史をつづったビデオ映像が前期・中期・後期三回に分けて上映された。
 その後、聖歌「さあお飛び白鳩よ」が山本ジュリア講師と生長の家コーラス隊によって歌われたところで、昼食時間に。休憩を挟んで、イローナ・フェルナンデス講師が体験談。「谷口雅春師の教えによって救われた」などと自身の歩みを振り返った。
 さらに、白鳩会初代総裁の谷口輝子氏を讃えたビデオを鑑賞後、村上会長が講話し、「愛することほど世に貴いことはない」と語りかけた。
 白鳩会中央委員が入場、聖歌「使命行進曲」を斉唱し、五十周年記念ケーキがカットされた。
 バンドによる音楽ショーが華やかに行われ、午後三時過ぎに大会は終了した。