103歳も元気にのど自慢=なぎさ会のカラオケ大会

7月30日(金)

  なぎさ会(伝田英二会長)は第五回カラオケ大会を八月一日、午前七時より北海道県人会会館で行う。
 二歳から百三才まで約四百人の喉自慢が年齢、レベルによって三十五のカテゴリーに分かれ順位を競う。 「歌を唄って来たから今でも元気にやっています」と語るのは今大会再高齢の副島辰雄さん(103)。 二十九歳の時、河内丸で移民し、コーヒーや綿の栽培に従事してきた戦前移民。副島さんがカラオケを始めたのは二十年ほど前、八十を過ぎてから。以来、各種大会に参加し四十以上の賞を受賞しており、優勝も十回を越える。今回歌うのは、竜鉄也のヒット曲「哀愁の高山」。
 「今までいろいろと歌って来たけれど、この曲は特に好きです。百三歳ですけど、それでも元気を出して頑張ります」。副島さんは百才を越えているとは思えない、とてもはつらつとした声で大会への意気込みを語る。
 また、大会の途中、斎藤エジソンさん、加藤テレーザさん、高野てるみさん、田辺ファービアさんらのショーも行われる。
 入場無料。昼食は会館で用意されているが実費自己負担。また、一部三レアルの大会プログラムを買うと、抽選でDVDプレイヤーなど豪華景品が当たる。
 大会に関する問い合わせなど詳細は、11・5588・4871(なぎさ会)まで。