ピアノの連弾演奏会=広瀬、中熊ペアが29日

8月27日(金)

 ピアノ連弾ペアの広瀬美和さんと中熊エドゥアルドさんが二十九日午後サンパウロ市モルンビー区サント・アメリコ街二七五のサント・アメリコ学園講堂(電話3773・1885)で、エスパッソ・ムジカウ・エスヅテルハザ音楽教室の創立十周年記念したピアノ・リサイタルを行う。
 演奏曲はドビュッシー、ブラームスや、エーネスト・マレー、アストル・ピアゾラ、フランシスコ・ミニョーニといった国内外の作曲家の作品から選ばれる。二人の演奏連弾は昨年の第一五回文協ドミンゴ・コンサートでも高い評価を受けている。
 二世の広瀬さんは二歳からピアノをはじめ砂古和子先生に師事。UNESPの音楽学部ピアノ科を卒業。九六年から二年間、サンフランシスコ・コンセルヴァトリー音楽院マスター・コースで学んだ。連弾演奏は二人ともベアトリース・バルジ先生に師事。
 案内に来社した広瀬さんは「連弾を鑑賞する機会はなかなかないと思います。午後のひととき、クラシック音楽を聴きながらお過ごしください」と呼びかけている。