コラム オーリャ!

 東京農大校友会のパンアメリカ・ベレン大会に参加した。ブラジルはもとより、カナダ、米国、メキシコ、アルゼンチン、パラグアイ、それに日本から総勢百四十人の卒業生がアマゾン河の河口で合流した。
 四十年ぶりの再会を果たした人たちは、学生時代の青年のように「あの頃の夢や希望」をお互いに語り合っていた。
 参加した卒業生の大半は、農業をしているか自営業をしており、サラリーマンの肩書はほとんどいない。やはり海外雄飛をモットーにしていた農大だけに、独立独歩を歩んでいる人が多く、みんなたくましく生きている。
 それに夕食会ではウイスキー、カイピリーニャやビールなどをがぶ飲みしている〃豪傑〃も多く、やっぱり農業や自営業で苦労した人たちは、年は取っても豪快だ。(総)

04/08/27