ふれあい感じプレー=老ク連ゲートボール大会

9月2日(木)

 ブラジル日系老人クラブ連合会(重岡康人会長)、ニッケイ新聞社(高木ラウル社長)共催のふれあいゲートボール大会が二十八日、ブラジル・ゲートボール連合(本藤利会長)のスタジアムであり、四十六チーム、三百七十人が参加し熱戦を繰り広げ、競技を通じて親睦交流を深めた。
 開会式は五十嵐司老ク連副会長の司会で進行、山本茂実行委員長が開会宣言した。先没者に黙祷を捧げ、重岡会長、松尾末幸ゲートボール連合会長代行があいさつ。本多八朗審判部長、田篭輝生競技部長がプレー上の注意を説明し、野村愛国イタペチ万寿会代表の力強い選手宣誓の後、競技が開始された。
 寿組(80歳以上)九組、亀組(70歳~79歳)二十六組、鶴組(55歳から69歳)に分かれて行なわれ、日頃の精進振りを発揮して、それぞれ良く健闘。寿組はわかさ(ヴィラ・プルデンテ)が優勝、亀組はさくらD、鶴組はブラガンサの各チームに栄冠を手にした。
 出場選手中の最高齢者はカンピーナスの杉森新さんで94歳。「健康、長寿、幸福」を目指す老ク連スポーツイベントは今年も老人パワーを誇り、和気あいあいで閉会した。