来年春の叙勲候補=今月末まで受付中=聖総領事館

9月4日(土)

  サンパウロ総領事館(石田仁宏総領事)が平成十七年(二〇〇五年)度春の叙勲候補者を受け付けている。必要書類の提出期限は今月末日まで。
 日本国籍保有者、あるいは帰化などにより外国国籍を取得した人、つまり一世と二重国籍者が叙勲の対象になる。出生とともに外国国籍となった、などの二世、三世は含まない(外国人として儀典官室が別途所管する。同領事館では政務班の担当)。
 また、叙勲発令当日の二〇〇五年四月二十九日現在、満七十歳以上で、原則として在留期間(同一国内)が三十年以上あることも条件だ。
 検討対象となる功績としては、(一)産業経済、学術文化、医療、社会福祉などの分野において、日本国の発展に貢献し日本国の声価を高めた(二)在留邦人、および日系団体における会長、理事長などの役職経験があるーーなどで対日功績が顕著と認められ、日本国民の模範となる人。戦前にのみ功績を有する人は対象としないという。
 提出に必要な書類についてなど不明点は電話11・3254・0100(同総領事館日系社会班)へ。