日本の民謡童謡を=ブラジル風に編曲= コンサート、18日

9月17日(金)

 日本の民謡や童謡をブラジル風のリズムに編曲し直した曲を演奏するコンサート「ロマン・ボンサイ」が十八日、サンパウロ市のムゼウ・ダ・カーザ・ブラジレイラである。
 出演はカルリニョス・アンツネス(ギター)、マギタ・プッチ(ボーカル、琴)、ヴァレリア・ザイダン(パーカッション)、カブリエル・レビー(アコーディオン)、そして日系女性歌手のハイカーら。また、特別ゲストとして、ジャズ・シンフォニー・オーケストラの団員や、先のブラジル銀行のダンス・フェスティヴァルで好評を得た日系ダンサーのレチシア・セキトが参加する。
 演目は季節にちなんだ「春」「さくら」から、沖縄民謡「安里屋ゆんた」、インディオの唄など多彩な曲が披露される。同博物館の庭で行なわれる屋外コンサートで、その模様は年末、テレビ・クルツーラで放映されるという。
 午後三時から。入場無料。ブリガデイロ・ファリア・リマ通り2705。国際交流基金サンパウロ日本文化センターなどの主催。ブラジル東山グループ、ブラジル・トヨタが協賛している。問い合わせ先電話11・3141・0110(同センター)。