保坂氏が経産副大臣に=ブラジル日系人も期待

10月2日(土)

 参議院ODA調査団長として八月二十一日から二十五日までブラジルに滞在した保坂三蔵自民党副幹事長(65)が、小泉内閣の経済産業副大臣にこのたび就任。先の来伯で友好を培ったブラジルの日系人らも今後の活躍を期待している。
 保坂氏は来伯中、チエテ川改修工事を見学、また憩いの園や訪問建設中の松柏・大志万学園など精力的に視察した。保坂さんは改修工事に関して、「遅れているが日本政府の援助でうまくやっている」。学園については、「日本が失った日本流の教育がブラジル人と一緒になされている」などと述べる一方、「ブラジルは将来性豊かな国である」とも語っていた。
 保坂氏は東京都出身、立教大学法学部卒。参議院議員当選二回。東京都連幹事長や副幹事長を歴任。