賞品の乗用車など渡す=援協協力券、いい締め

10月8日(金)

 援協特別企画委員会(尾西貞夫委員長)が主催する協力券リッファの賞品贈呈式が六日午後二時三十分から、援協診療所前であった。当選者は、援協役員や協賛企業の代表者から祝福を受けた。
 リッファは二万五千枚が発行され、全て売り切った。カシアス・ド・スール、カンポ・グランデ、リオデジャネイロなどからも購入希望者が現われた。和井武一援協会長はトヨタ、ホンダ、パナソニック社など協賛企業に感謝。「またたくまに、完売してしまった」と好評ぶりを喜んだ。
 一等のトヨタ・カローラ車を射止めたのは、樋口英樹さん(二世、61)=ピンダ・モニャンガーバ=。カンポス桜ホームの経営委員で、「今年十八冊分の販売を受け持った。売れ残った五冊を負担したところ、その中に当選券が含まれていた」と白い歯をのぞかせていた。
 贈呈式には、岡部裕之トヨタ・メルコスール取締役社長、原大二郎モト・ホンダ・デ・アマゾニア取締役、ジョゼー・マリアーノ・ブラジル・パナソニック渉外部長らが出席した。岡部取締役社長が代表して「援協の発展は、我々にとってもうれしいこと。これからも、良き企業市民として行動していきたい」と述べ、来年の支援について前向きな姿勢を見せた。