レジストロ灯篭流し」=今年は1600個川面で慰霊

10月12日(火)

 お盆の風物詩――。「第五十回レジストロ灯篭流し」が十一月一日(午後八時開始)と二日(午前九時開始)に行なわれる。同行事はブラジル日蓮宗が始めて、文協などへ広まった。今年は去年より四百個多い千六百個の灯篭が川面を流れる。
 二日午後五時半にリベイラ川のお清めが始まり、六時より七つの宗教団体による合同追悼法要、七時から灯篭流し。
 灯篭は、地元の木工所や身体障害者訓練施設「APAE」、貧困救済施設「AME」の協力で作られており、当日も五レアルで販売する。
 二日午前九時からは国道116号線の交通事故犠牲者のために追悼法要が行なわれる。また、二日間を通して、レジストロ文協和太鼓や盆踊り、リベイロン・ピーレス・グループのYOSAKOIソーラン、鳥取県人会の傘踊り、花火など各種催しもある。
 金子国栄文協広報部長は「レジストロ名物マンジューバの刺身もあります。日本移民記念館の見学を兼ねて、ぜひ来てください」と呼び掛ける。
 場所は、Rua Miguel Aby―Azar(ベイラ・リオ広場)。主催はレジストロ日伯文化協会、レジストロ市役所、ブラジル日蓮宗、レジストロ・ベースボール・クラブ。