「国慶節」を祝う=台湾系移住者ら1000人

10月14日(木)

 十月十日は、アジアで初の民主国家、中華民国の樹立を祝う台湾の国慶節(建国記念日)。祝賀会が十日午後二時三十分から、サンパウロ市リベルダーデ区の金属労工会館であり、台湾系移住者など千人以上が詰め掛けた。
 聖保羅中華会館(張宏昌理事長)の主催。獅子舞などの民族舞踊が舞台の上で繰り広げられ、訪れた人の目を楽しませていた。葵謝秀娯さん(83)は「移住して二十年近くになりますが、やっぱり祖国ですから」と故郷を懐かしんでいた。