古武道大会に600人 6歳少年「水鴎流」型の披露も

10月27日(水)

 恒例となったブラジル古武道大会(岸川ジョージ氏主宰二天武道研究所主催)が、去る九日、十日、リオの陸軍施設フォルタレーザ・サンジョンの体育館で行われた。研究所の全伯三十八支部のほとんどが参加、剣術、居合、杖術、なぎなた、鎖がま―の五部門で型、技の披露があった。会場の関係もあって、陸軍の高官も〃観戦〃に訪れ、興味を示した。
 参加選手は最年少五歳、最高齢六十八歳の六百人、うち女性約二〇%、日系人約三〇%。岸川主宰は「年々、参加者の技量に向上が見える」と講評した。
 注目を浴びたのは剣術「二天一流」「香取神道流」の型披露、六歳の少年による居合「水鴎流」の型披露、杖術「神道夢想流」の型披露などであった。