花もショーも楽しむ=エンブーの祭り、憩の場で

11月6日(土)

 エンブー地方花卉生産者農業組合主催の「第二回花と観葉植物の祭り」は、三十一日で終了した。
 展示コーナーは、組合員が生産したランやハーブ、観葉植物などを用い、プロの庭師の協力を得て完成。美しい花々の前で記念撮影をする来場客も見られた。直売コーナーは、カート一杯に花を買っていく中年女性など多くの客で賑わった。
 特設ステージでは、毎日午後二時から和太鼓、YOSAKOIソーランなどのショーが催され、祭りを訪れた人々の目を楽しませた。歌謡曲を歌う若手歌手にすっかり魅了されてしまったというプリニオ・ドゥアンドレアさん(71)は「初日から毎日来ている。花々がとてもきれいで、ランを買った。会場となっている公園も素晴らしい」と話した。
 今回から会場として使われた公園は、開放されてからまだ数年目と新しく、市民の憩いの場となっている。休日をのんびり過ごそうと公園を訪れた家族連れも、花卉展示やショーを見物していたようだ。