リーダー養成コースに日系の栗田さんが参加=米ワシントン

11月12日(金)

 中南米諸国から四十六人の青年が参加して十四日からアメリカ・ワシントンで開催される社会開発協会(米州開発銀行傘下)のリーダー養成コースに、日系二世の栗田クラウジオさん(25、サンパウロ市)が参加することが決まった。
 栗田さんは希望の家理事。文協の青年部評議員や、第七回フェスチバル・ド・ジャポンの緑の公園責任者などを歴任。また、神谷牛太郎、小林パウロ、飯星ワルテル、ウイリアム・ウーら日系政治家の選挙活動にも協力してきた。
 栗田さんは「オイスカ・ブラジル総局の推薦と今までの経歴が認められた。二年前にも別の養成コースを受験したが、その時は選ばれなかったので、嬉しいです」と語り、「中南米諸国の参加者と積極的にネットワークを構築したい」と抱負を述べた。