ホーム | 日系社会ニュース | 大サービス「古本市」=恒例「ブラジルを知る会」

大サービス「古本市」=恒例「ブラジルを知る会」

11月17日(水)

 人文研への資金カンパを目的とした恒例の「第六回ブック・フェアー 古本市」が、二十、二十一日の両日午前九時から午後五時まで、文協ビル三階で開催される。
 単行本や全集もの、写真が美しい婦人雑誌など、約三千冊の古本を販売。値段は、主に一レアル~十レアル程度。
 高額買い上げの際は、雑誌を無料でプレゼント。高野書店から寄付された本も、同書店のほぼ半値で売り出す。
 「朝から黄色い声を出して売り子に徹します」と、張り切る「ブラジルを知る会」(清水裕美会長)のメンバー達は、手作りお菓子(抹茶ケーキ、わらび餅)や手芸物(ビーズ・アクセサリーなど)なども販売し、協力を惜しまない。
 ブラジル人文科学研究所の宮尾進前所長は、「ブラジル日本移民百周年記念『人文研研究叢書』の出版にかかる費用も賄って、おかげでなんとか生き延びています」と話す。

image_print