マニア待望の希少種も=夏のラン展が3日から

11月30日(火)

 サンパウロ蘭協会(AОSP、森本みどり・ルーシア会長)主催の第五回『夏の蘭展示即売会』が三~五日の午前九時から午後七時まで、リベルダーデ区の文協駐車場で開催される。期間中の午前十時と、午後二時、同四時には無料の蘭栽培講習会もあるという。
 展示会には千鉢を超える蘭が出展される。主に海岸山脈原産レリア・プルプラッタだが、百種類もの交配種が鑑賞できる。
 案内に来社した森本会長は「レリアの原産地は、サンパウロ州のベルチオガからペルイーベの海岸山脈とサンタカタリーナ州と南大河州の一部だけ。色鮮やかで、交配のしやすいこの蘭にはマニアが多い。ぜひ見に来てください」と呼びかけている。
 同行した同会員松平悦子さんは「サンタカタリーナ州のジョインヴィーレ、南大河州のポ・アレグレやパラナ州のクリチーバ市の生産者も参加する。鑑賞や交配用にお求めください」と誘っている。
 問い合わせは11・6192・6213。