20人が妍を競う=京藤間流新年舞初め=23日開催

1月13日(木)

 日本舞踊の京藤間流(京藤間勘輝会主)の新年舞初めが二十三日正午から、ブラジル北海道協会会館で行われる。
 勘輝会主始め門下生二十名で、「新春松竹梅」「伊達しぐれ」「黒田節」「博多恋しぐれ」「奥飛騨音頭」など三十九演目を四時間にわたって上演する。昨年四月に新名取を襲名した勘悦子さんは「汐汲み」を披露。舞台装置は、この道五十五年の池田伸雄さんが手掛ける。
 勘輝会主は公演プログラムで「伝統ある日本舞踊の精髄に迫って、また普及にも努める覚悟。今後とも変わらぬご支援ご鞭撻のほどお願い申し上げます」と述べている。
 京藤間勘美代さんは「今年から会場が北海道協会に変わりましたが、おさそい合わせのうえ皆様お越しください」と呼びかける。
 入場無料。先着三百人には記念品をプレゼント。弁当類の販売もある。
 詳細問い合わせは11・3105・8520(同会)まで。
 会場の住所はRua Joaquim Tavora,605-Vila Mariana-SP