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新会長に大橋さん=北海道協会、負債も受継ぐ

2月16日(水)

  ブラジル北海道協会は十三日午前十時から、サンパウロ市ヴィラ・マリアーナ区の北海道交流センターで定期総会を開いた。〇四年の事業報告や決算報告、〇五年度の予算案、事業計画案などを審議。役員選挙も実施して、新会長に大橋皖吾さんが就任した。三期六年会長を務めた谷口出穂氏は、同協会で初めて名誉会長に就いた。
 大橋新会長は「北海道協会は伝統のある団体。先輩に恥ずかしくないよう努力したい」などと抱負を語った。
 昨年は、北海道人移住八十五周年・協会創立六十五周年や初めてとなる北海道観光・物産展で盛り上がりを見せた。会館建設の時にペーニャ製紙から受けた融資のうち、利子を含めてまだ約四万五千ドルが負債として残っており、返済が新役員の大きな課題になりそうだ。
 副会長は次の通り。第一副会長=木下利雄、第二副会長=大沼宣信、第三副会長=吉井篤。敬称略。

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