最新の業界動向報告=部会長懇談会、23日=商議所

2月19日(土)

 ブラジル日本商工会議所最大の年中行事、最新の業界動向を報告しあう「業種別部会長懇談会」が二十三日午後二時から、サンパウロ市のホテル・クラウンプラザ(Rua Frei Caneca, 1360)で開催される。主催は総務委員会と企画戦略委員会。
 今回の目玉は、今年最大の日伯間の動きとなるルーラ大統領訪日を目前にした各業界からの要望や動向を、いっぺんに聞くことができること。二国間の経済関係の最前線、最新情報が報告される。
 「それにまつわる、いろんな裏話が飛び出してくるかも」と平田藤義事務局長は解説する。共通テーマは「二〇〇四年の回顧と二〇〇五年の展望」。
 昨年の輸出や工業成長率が良かったため、例年にない明るい雰囲気の報告が数多く聞けるのではと予想されている。「従来になく熱気ムンムンの懇談会になるのでは」と同事務局長。
 運輸・サービス、化学、機械・金属、自動車、金融、建設・不動産、コンサルタント、食品、繊維、電気・電子、貿易の十一部会が各十分間で報告し、五分間の質疑応答となる。
 総務副委員長の川村公利さんは「一昨年から無料で一般公開されています。同時通訳もありますから、気軽に参加してください」と呼びかけた。