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環境政策を研修に=那覇市の森根職員=サンビセンテ市

3月12日(土)

 「バイオエタノールについて学びたい」と話すのは交流事業で那覇市から派遣された同市役所環境部環境センターの森根利之さん(28)だ。
 那覇とサンビセンテ両市間の交換派遣協定で、毎年交互に職員が派遣されている。今年で二十四回目。
 五日に来伯した森根さんは那覇市の塵芥焼却場で機械のメインテナンスなど、焼却業務に携わっている。
 現在はサンビセンテ市役所都市計画局の伊波正鉄哲副局長の案内で、各部署の見学を中心に活動中だ。
 「街は汚れている感じがするが、(サンビセンテの)昔の写真を見ると、大分良くなってきているのが分かる」と、滞在地の印象を自身の仕事上の観点から分析する。
 研修期間は三十日。その間に、ブラジルの環境問題を積極的に考えていきたいという。「こんなに沖縄の人がいるとは思わなかった。ウチナーグチも話せる」と、県人の活躍ぶりにも目を見張っていた。

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